勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド (ディスカヴァー携書 022)
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2008/03/01
- メディア: 新書
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本書の一番の良さは『インディでいこう!』の後に出される様々な本の元ネタが詰まっていること。売り出し方が巧いから、全く新機軸の内容の本を毎回出しているように思えるけれど、実は本書の内容を切り取って掘り下げた本が多く、エッセンスの多くは本書に詰まっていると言って良い。まあ掘り下げてくれているだけで、読者には新たに買うだけの十分な価値があるし、俺も実際に何冊も買ってしまっているので、それが悪いことだとは全く思わない。繰り返すが、売り出し方が巧い。
それにオススメの本や番組が具体的に紹介されているのも、その後の本と同じで、活用度が高い。ワールドビジネスサテライトとニュースモーニングサテライトをながら視聴しろ、という指摘は良い。ワールドビジネスサテライトはちょくちょく観ているが、ニュースモーニングサテライトも今テレビ東京のHPをチェックしたら面白そうだった。しかしニュースモーニングサテライトを観るなら、学生の頃よく観ていたオープニングベルやクロージングベルも視聴したいし、ガイアの夜明けやカンブリア宮殿も観たいし、最近ご無沙汰のビジネス未来人(21世紀ビジネス塾の後継番組)も観たい――とか考えると、結局ほとんど観られないという逆説。情報の取捨選択は難しいな。
それにしても、男の年収は1,000万円以上を選べ、その男と良いセックスをしろ、と来ましたか。実は俺のブログに「勝間和代 夫」で検索して迷い込む人がめちゃくちゃ多い。勝間和代が二回離婚していることは今までに読んだ本のどれか(あるいはネット?)で読んで知っていたが、それだけで勝間和代の夫にそんなに興味を持つものだろうかと思っていたが、そういうことだったのか。
でも、女の年収600万円と男の年収1,000万円が上位10%ずつだから釣り合う、というのはどうなんだろうか。まあ男も女も人間はみんなプライドは重要だから、そういうこともあるのかもしれないけれども。