2008-07-02 ポール・オースター『わがタイプライターの物語』 book わがタイプライターの物語作者: ポール・オースター,柴田元幸出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/01/28メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (24件) を見る柴田元幸の翻訳によるポール・オースターのエッセイ。ポール・オースターはPCが嫌いらしく、頑固にタイプライターで小説の清書を行っているようだ。タイプライターは文字を消すこともできないのに、よく使うな。しかしタイプライターをカタカタ売っている小説家というのは実にサマになる。 ところで俺はタイプライターを使ったことなど一度もないのだが、万年筆と言い、タイプライターと言い、筆と言い、どうにも文房具(まあタイプライターも文房具と言って良いだろう)に心を惹きつけられることがある。なんでだろね。作り手のコダワリが透けて見えやすいからだろうか。それとも単にウンチク話?