河合克彦+石橋薫『一次評価者のための人事評価入門』

一次評価者のための人事評価入門

一次評価者のための人事評価入門

それなりに良い本だとは思うけれど、一次評価者で買う人いるんかな。
「部下のチカラを伸ばしたい」とか「部下に信頼されたい(つまり部下に好かれたい)」とか「部下に成果を出させたい(つまり自分が成果を出したい)」といった悩みを持つ上司は多いと思うけれど、「部下を正しく評価したい」という動機が果たしてどれだけ働くだろう? また、仮に部下を正しく評価したいと本気で考える上司がいたとして、その場合、おそらく評価者トレーニングを会社としてしっかりとやっている可能性が高い。
結局は俺のような同業者と人事部が買っていると思う。売り方が難しい本。