義凡+信濃川日出雄『ヴィルトゥス』1巻

ヴィルトゥス 1 (ビッグコミックス)

ヴィルトゥス 1 (ビッグコミックス)

絵を描いている信濃川日出雄は『fine.』という漫画を以前スピリッツで連載していた漫画家。「アーティスト」を目指す若者が主人公だったが、世間とも折り合えず「アーティスト」どころか「何者」にもなれない青春を描き、俺的には大ヒットだった――が、わりとアッサリ完結。ううむと思っていたら、全く違うテーマで(というか原作付きで)やっているそうだ。
本作は、簡単に言えば、柔道の元世界チャンピオンを含めた囚人たちが古代ローマにタイムスリップする、というもの。柔道家がコロッセウムで生き残るという話になるのかな。まだ正直どうなるか微妙なところではあるのだが、とりあえずハッタリは十分。今後に期待。