遠藤功『現場力を鍛える』

現場力を鍛える 「強い現場」をつくる7つの条件

現場力を鍛える 「強い現場」をつくる7つの条件

今、サービス業のブランディングや品質管理について集中的に検討している。その過程で遠藤功『見える化』を読み返したところ、自分の考えを整理するのに役立ったため、遠藤功の他の著書も併せて読んでみた次第。『見える化』は最初に読んだときは「ふーん」くらいの感想しか持てなかったが、改めて読むと、示唆に富んだ本だと感じる。俺も成長したってことかもしれない。
本書は既に読んでいるつもりだったが、まだ感想をエントリーしていなかったようだ。本書は大ヒット作『見える化』や、先日俺が感銘を受けた『プレミアム戦略』よりも前に書かれた本である。2004年2月の発売なので、もう5年近く前だ。しかし、なかなか侮れない。また「サービスは現場でしか担保できない」という言葉や「見える化」という言葉がサラッと書かれていたりして、後の著作に繋がっている。
オペレーションという発想からは、やはり本書の次は、現場力三部作の続編である『見える化』に進むのが自然な流れだ。そしてしつこいようだが、ボトムアップのブランディングという観点からは、遠藤功『プレミアム戦略』と博報堂ブランドコンサルティング『サービスブランディング』を推奨したい。
現場力を鍛える 「強い現場」をつくる7つの条件  見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み  ねばちっこい経営 粘り強い「人と組織」をつくる技術
プレミアム戦略  サービスブランディング―「おもてなし」を仕組みに変える
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