綱本将也+ツジトモ『GIANT KILLING』8巻

GIANT KILLING(8) (モーニング KC)

GIANT KILLING(8) (モーニング KC)

イングランド5部のアマチュアクラブを、FAカップでベスト32に導き、プレミアリーグポーツマスをギリギリまで追い詰めた若手監督が、低迷する古巣のクラブ・ETU(East Tokyo United)の監督として舞い戻る――という物語。
ダルファー監督率いる大阪ガンナーズの圧倒的な攻撃に屈したとも思えたETUだが、この巻では土壇場まで追いつめられたETUによる「反攻」が描かれる。なかなか面白い展開になってきた。しかし「点を取れないFW」というテーマは本当にリアルだ。FWというのは点を取ってナンボと言われるし、俺もそう思うのだが、日本のFWというのは本当に点が取れない。しかし大方の漫画ではポンポンFWが取っていくのである。
うーん、何度読み返しても飽きない。やっぱりこの漫画はめちゃくちゃ面白い! サッカー漫画の最高峰と言えるだろう。