松本大洋『ナンバーファイブ(吾)』2巻

地表の70%が砂漠で覆われた遠未来の地球を舞台に、「国際平和隊」を率いる9人の幹部組織「虹組」からの逃亡を図るNo.吾(ナンバーファイブ)と追手(No.吾以外の8人の虹組が中心)の対決を描いた作品。
全8巻なのだが、2巻にして早くも、No.苦(ナンバーナイン)、No.蜂(ナンバーエイト)、No.岩(ナンバーシックス)が死亡、そしてNo.亡(ナンバーセブン)は無益な戦いを嫌い虹組を除隊して引退。久々に読み返したけど、けっこう展開が早かったんだな。
なお虹組の9人のメンバーは、以下のように読む。

No.王(ナンバーワン)
No.仁(ナンバーツー)
No.惨(ナンバースリー)
No.死(ナンバーフォー)
No.吾(ナンバーファイブ)
No.岩(ナンバーシックス)
No.亡(ナンバーセブン)
No.蜂(ナンバーエイト
No.苦(ナンバーナイン

なおNo.吾は、主人公を示す「われ」という意味も込めている模様。