植芝理一『ディスコミュニケーション 精霊編』2巻

ディスコミュニケーション精霊編(2) (アフタヌーンKC)

ディスコミュニケーション精霊編(2) (アフタヌーンKC)

Wikipediaにも書かれているように、本作のテーマは「どうして人は誰かを好きになるのか」というものである。しかし、実は植芝理一は、どの作品でも結局これを追求したいんだろうなあ、と思うことがある。誰かが誰かを好きになるということは、考えてみれば不思議だよな、と俺も感じる。著者は、とかくフェティッシュな作風が注目されがちだが、重要なのは、このテーマなのだ。
……もちろんフェティッシュなモチーフも重要!