谷川流『涼宮ハルヒの動揺』

涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒシリーズの第6作。短編集。
いやー、もう説明する言葉も尽きてきたが、とにかく面白い。これまでライトノベルを馬鹿にして(というか食わず嫌いをしていて)スマンカッタ、という感じである。31歳にしてライトノベルデビューするのもどうかと思うが、面白いものは仕方あるまい。
個人的には「ヒトメボレLOVER」という短編が特に面白かった。ネタバレしない程度に穏便に説明するならば「主人公(キョン)たちがアメフトを見に行く話」である。これまで(第1作〜第5作)に何度かアメフト観戦をして云々といった主人公(キョン)の回想が出てくるのだが、これまでアメフト観戦のエピソードは一切なかったので、いつ出てくるのかなぁと思っていたのだが、やっと出た。