高橋昌一郎『理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性』

理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 (講談社現代新書)

理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 (講談社現代新書)

様々な立場のキャラクターが登場し、哲学シンポジウムを繰り広げる――という哲学入門書。カント主義者や哲学史家といった、いわゆる「哲学学者」だけではなく、大学生、運動選手、論理学者、物理学者、ロマン主義者など、実に様々な立場のキャラクターが登場してきて、なかなか面白い。