亀山郁夫+佐藤優『ロシア 闇と魂の国家』

ロシア闇と魂の国家 (文春新書 623)

ロシア闇と魂の国家 (文春新書 623)

文学者としてドストエフスキーの新訳を出して話題をさらっている亀山郁夫と、何かを物議を醸す佐藤優による、ロシアを話題とした対談本。ドストエフスキーやロシア正教の話が多いかな。なかなか面白かったが、ロシア人の精神性を云々するなら、できれば日々の国民生活からロシアを炙り出してほしかった。