一色まこと『ピアノの森』14〜19巻

ピアノの森(14) (モーニング KC)  ピアノの森(15) (モーニング KC)  ピアノの森(16) (モーニング KC)
ピアノの森(17) (モーニングKC)  ピアノの森(18) (モーニング KC)  ピアノの森(19) (モーニング KC)
町外れの「ピアノの森」で育った少年カイの物語。はじめは楽譜すら読めないカイが周囲を取り巻く人々によりピアニストとしての才能を開花させていく――Wikipediaの説明をパクったが、こんなところでアウトラインは外していないだろう。
雨宮修平は相変わらずカイの才能に惑わされて、暗い迷路の中に入り込んでいる。14巻あたり、もう可哀想になってくるほどである。もっとスカッとした展開を望む!
ところで最近の一色まことは、モーニングでの連載ペースがかなり落ちている。この作品、いつになったら完結するんだろうなあ。以前どこかで、ヘルニアだったか腱鞘炎だったかを患っていると聞いたことがあるし、品質の低い作品を読まされるよりは、気長に待つ方がマシではあるのだけれど、俺としては、一色まことの漫画については、もっと聞き分けのないクソガキが暴れ回る漫画を読みたい。