『東のエデン』vol.1〜vol.5、劇場版I、劇場版II

　　　　　　
　　　　
フジテレビの「ノイタミナ枠」で放送されていた深夜アニメおよびその映画版。
地上波放送時は、TVアニメ版の攻殻機動隊を作った神山健治が監督なので、何の気なしにテレビのチャンネルをつけたところ……ハマりました、完全に。
しかし改めて見返しても、やっぱり謎が残りすぎている。地上波の放送と映画2本だから、かなりのボリュームで物語を展開してきたのだが、ここまで続けても、まだスッキリしない感じがあるのは俺だけだろうか。いや、率直な感想を書かせてもらえば、「神山健治」自身がそんなにスッキリしていないんじゃなかろうか。
ただ、あまり「読者に委ねる」ような作品を作っていると、コアなファンはつくかもしれないが、そうでないファンからはそっぽを向かれてしまうような気がする。この人の作品は本当に面白いだけに、そうなってほしくはないなあ。まあ次回作に期待。