野中郁次郎+加護野忠男+小松陽一+奥村昭博+坂下昭宣『組織現象の理論と測定』

組織現象の理論と測定 (1978年)

組織現象の理論と測定 (1978年)

学術書。かなり難易度が高く、また大著である。ただし組織現象についてセオリティカルに記した本の中でも、根源的な論点が幾つも素描されており、これまで何度も手に取っている。
加護野忠男が著者に含まれていることもあり、前回の加護野忠男『組織認識論』と同じく、環境適応という視点をベースに論が組み立てられている。