機動警察パトレイバー ON TELEVISION BD-BOX 1 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2010/08/27
- メディア: Blu-ray
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『機動警察パトレイバー』シリーズは、ロボット技術を応用した歩行式の作業機械「レイバー」が実用化された10年後の近未来(といっても80年代から見た「近未来」なので90年代後半)を舞台とする、青春あり、涙あり、笑いあり、陰謀あり、ロボットあり……な、お腹いっぱいアニメーションなのだが、設定についてはオープニングのナレーションがわかりやすいので、引用。
ハイパーテクノロジーの急速な発展と共に、あらゆる分野に進出した汎用人間型作業機械「レイバー」。しかし、それはレイバー犯罪と呼ばれる新たな社会的脅威をも生み出すことになった。警視庁は続発するレイバー犯罪に対抗すべく、本庁警備部内に特殊車輌二課を設立し、これに対抗した。通称「特車二課」、パトロール・レイバー中隊――「パトレイバー」の誕生である。
このナレーション、実は、猪突猛進型の太田の声優が担当しているとのこと。声優って色んな声が出せてスゴいな。改めてBlu-rayを視聴して思うのは、パトレイバーシリーズのアニメーションは、キャラクターの声がとてもしっくり来ているということ。まあファンのひいき目かもしれないが、漫画版を愛読していた者にとっても違和感が全然ないし、漫画版では味わえなかった面白さを引き出しているように思う。
さて本題に戻るが、本作は、1年間ほど続いたTVシリーズの前半部分(半年間)が収録されたBlu-ray BOXである。Blu-rayになったことで、かつて視聴したDVDと比べても非常に画質・音質共に鮮明になっていることが素人目にもわかる。買って良かった……!
なおインターネットでググってみたところ、初期OVAのクオリティがあまりに高かったため、TV版のスタッフは色々と苦労しながら作品を模索していたようだが、俺は初期OVAより、特車二課の仕事風景が多く描写されているTV版の方が好きだったりする。まあ、どちらにもそれぞれの味があるということですね。