インキュベ日記

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ねむようこ『くらすはこ』

ねむようこの最新作。
ねむようこの初単行本『午前3時の無法地帯』の第1巻を読んで仰天し、こいつは売れると思ってから早幾年。予想通りシャレオツなコミックスをバンバン出しているけれど、途中から(巧いなあと思いつつも)なぜか買わなくなった作家である。
久々に買ってみたけれど相変わらず巧いなあ。家をモチーフとした連作集で、作品ごとに「押入」とか「玄関」とか「トイレ」とか「二段ベッドのある子供部屋」といったお題で短編が紡がれている。こういった条件戦のようなお話は、(やや技巧的に過ぎると思いつつ)俺はけっこう好きだ。