加藤雅俊『ホントのツボがちゃんと押せる本』

昔から持っていてちょくちょく使っていた本。自分の健康を見直そうということで久々に読み返してみたのだが、この本は「押す場所」だけでなく、「押し方」や「ツボに効いている感覚」まで詳しく言語化してくれており、物凄くわかりやすい&使いやすい。面倒なので全てのツボを押すことはしないが、本書の最初に載っている「万能ツボ」のうち、手の平にある合谷(ごうこく)と労宮(ろうきゅう)は今でも日常的に押すようにしている。効いている感覚もわかりやすいし、電車の中や暇な会議といった空き時間でも押しやすいツボなのも良い。

さて、本当は表面からツボを押すだけではなくて、鍼灸(ハリ&お灸)にも興味があるんだが、さすがに自分でやるのは難しいよなあ……。ハリは素人がやるわけにはいかないが、お灸も自分では体の背面側に据えることができない。