吉岡平『鉄甲巨兵SOME‐LINE SPECIAL 巨人たちの挽歌』

鉄甲巨兵SOME‐LINE(サムライン)〈1〉 (富士見ファンタジア文庫) 鉄甲巨兵SOME‐LINE(サムライン)〈2〉 (富士見ファンタジア文庫) 鉄甲巨兵 SOME‐LINE(サムライン)〈3〉 (富士見ファンタジア文庫) 鉄甲巨兵SOME‐LINE〈4〉 (富士見ファンタジア文庫) 巨人たちの挽歌―鉄甲巨兵SOME‐LINE SPECIAL (富士見ファンタジア文庫)
戦隊モノやロボットアニメをパロったライトノベル……の、完結後の番外編。
20年以上前のライトノベルだから当然もう書店には置いていないし、Amazonのレビューもゼロである。つまり世間からは(ほぼ)完全に忘れ去られた本と言って良い。その意味では、当時のノリや小ネタが十分に詰まっていて面白かったのだが、物語として面白かったと問われると、パロディ満載なのだが、そのパロディや登場人物のノリにイマイチついていけなかった。つまりつまらないとまでは言えないが、そこまで笑えたわけでもない。
マーケットプレイスで買っちゃったから、意地で全巻(本編4巻+番外編)を読んだようなものだなあ。