高橋雄介『クロールはゆったり泳ぐと速くなる!』

クロールはゆったり泳ぐと速くなる!  (Ikeda sports library)

クロールはゆったり泳ぐと速くなる! (Ikeda sports library)

ジョギングの疲労と下半身への負荷に辟易していたところ、20年来の友人が今年から水泳を始めたと聞き、俄然水泳への興味が増している。私は小学生の1年から3年の途中まで約2年間ほどスイミングスクールに通っていた。2年で辞めたのはプールの水に入っている塩素が体質的に合わず、酷いアレルギー性鼻炎になったためであるが、基本的に水泳は好きであり、また大人になったらアレルギー性鼻炎もほぼ治った。しかし大人になってから10年以上ぶりに泳いだら、今度はろくに泳げなくなっていて、その後また10年ほど水泳からは遠ざかっている。
水泳をまたやってみたいなと思う一方で、昔イチバン好きだった平泳ぎは股関節への負担が大きいと聞いたことがあるので、やはりクロールで1時間でも2時間でも泳ぎ続けられたらなあ……と本屋で泳ぎ方の本を物色していたところ、そのものズバリと言えそうな書名だったので、思わず買ってみた次第。
子供の頃はほぼ雰囲気で泳いでいたので、内容は目からウロコ。1ストロークあたりのキックの回数や、ストロークにおける右手と左手の位置関係など、正直に言って考えたこともなかった。勢い余って水着も買ってしまったので、今年こそプールでエクササイズをやろう。