齋藤とみたか『懸賞小説神髄』

本職は編集だが、小説の下読み(一次選考・二次選考)に携わっている著者による、下読みを突破して小説家になるためのコツを伝授した本。ということになるだろうか。
一言で感想を書くと、良くも悪くも、情報商材・情報商法としてネット上で売られていそうなノウハウと文体。つまり、読んで満足したかと問われるとそれほどでもないんだけど、門外漢にはなかなか知り得ないことも、ちょろちょろ載っている。