ヤマシタトモコ『くうのむところにたべるとこ』

「食欲」と「性欲」の描写を意識的に混同というか混線させて、さらにギャグを織り込むという、非常にヤマシタトモコらしいアプローチの漫画。テクニカルではあると思うけど、そうは感じさせず、良くも悪くも安定した面白さがある。ヤマシタトモコ的には得意技の部類だろうなあ。