インキュベ日記

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西部忠『貨幣という謎』

岩井克人貨幣論』のような、大学入試の現代文で採用されるもう少し硬派な(学術チックな)貨幣論を想像していたが、事例をふんだんに盛り込んだアクチュアルなスタンスの本。
個人的には、第二章「『観念の自己実現』としての貨幣」が面白かった。数年前に世間を騒がせた「円天事件」や「ペニー・オークション事件」と、「ビットコイン」が、対比的に解説されている。