東村アキコ『かくかくしかじか』4巻

かくかくしかじか 1 かくかくしかじか 2 かくかくしかじか 3 (愛蔵版コミックス) かくかくしかじか 4 (愛蔵版コミックス)
作者の自伝的な漫画。「田舎の高校の美術部でちょっと絵を描いていた」程度の女の子が、美大・芸大を受験する際にお世話になった絵の教室の先生とのエピソードを軸に話が進んでいく。
1巻から「先生」に対する作者の目線は奇妙な切なさと後悔に満ちており、読者的には「もう生きていないのではないか」と想像せざるを得なかったわけだが、4巻のラストで早くも(?)のっぴきならない状況に突入した。早ければ5巻で完結かな。というか5巻は号泣不可避?