
- 作者: ダイアナホイットニー,ヒューマンバリュー
- 出版社/メーカー: ヒューマンバリュー
- 発売日: 2006/09/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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対照的なアプローチがギャップ・アプローチであり、SWAT分析のような強みだけでなく、弱みにも焦点を当てる考え方である。
どちらが良いか?
理想的な解は正直よくわからない。両方だという気もするし、バランスだという気もする。
なお、わたしが人事コンサルをやっていた頃は、正直ポジティブ・アプローチは能天気すぎる気がして好きにはなれなかった。弱点を認め、悔しい思いもして、そこからしか人間は成長できないだろうと。しかし最近は「そもそも職業人生に対して何の期待もしていない人」や「歯を食いしばって成長したい・達成したいという気持ちそのものが希薄な人」が、社会にはわたしの想定以上に多く存在し、しかもそれをダイバーシティの名の下に認めざるを得ないことをわたしも理解したため、それならポジティブ・アプローチもアリだなと最近は思っている。
まあいずれにせよ、知っておいて損のない考え方・アプローチであることは事実であろう。