村上龍+はまのゆか『新13歳のハローワーク』

新 13歳のハローワーク

新 13歳のハローワーク

昔流行った『13歳のハローワーク』の新版。

非常に文章量が多く、頭から一文字ずつ読んでいくのはけっこう大変。興味のある箇所を中心に読んでいく方が良いだろう。宮大工や畳職人といった職人から、ごく一般的な職業(警察官、インテリアプランナー、銀行員)といったものまで幅広く書かれており、キャリアを考える場合の一発目の本としては良いのではないかと思う。

ただ、ちょっと硬いかな。

余談

この手の『◯歳の〜』や『◯歳からの〜』という書名は、もちろんこれが初めてではないだろうが、この本のあとブームのように色々な本でつけられるようになったという印象。