ガブリエル・ワイナー『脳が認める外国語勉強法』

脳が認める外国語勉強法

大学時代の友人から貰った本、3連発。

著者は英語が母語なのだが、オペラ歌手としての本業の傍ら、ドイツ語・フランス語・ロシア語・イタリア語・ハンガリー語・スペイン語・日本語を習得している。その経験を活かして書いたのが本書である。

本書の内容で最も気になったのが、分散学習システム（SRS / Spaced Repetition learning Systems）である。簡単に言うと、忘れそうなタイミングで再度覚えることを何度も繰り返して長期記憶に刷り込み、忘れないようにするというものだ。有名なソフトで「Anki」がある。わたしも名前ぐらいは知っていたが、本書ではAnkiの使い方がけっこう詳しく載っている。わたしも使ってみようと思う。