中原淳+田中聡『「事業を創る人」の大研究』

「事業を創る人」の大研究

「事業を創る人」の大研究

タイトルにあるように、新規事業に携わる人について調査した本。

何となく、調査結果からの考察が、恣意的というか、中原節になっている気がする。あくまでも調査結果を元にした主張というか説のはずなのに、他の中原淳の書籍でもそう言ってたよねみたいな。

ただし、自分から望んで新規事業に携わる人よりも会社都合で新規事業に携わった人の方が事業の成功率が高かったとか、新規事業担当に任命されたときに「これで出世の道が断たれたと思った」とネガティブな反応を引き起こした人は結果的に事業の成功率が高かったとか、掘り下げたらけっこう面白そうな調査結果もあった。