山田拓『外国人が熱狂するクールな田舎の作り方』

外国人が熱狂するクールな田舎の作り方 (新潮新書)

外国人が熱狂するクールな田舎の作り方 (新潮新書)

何も見るべきものがないと思われがちな「田舎」そのものが、実は魅力的なコンテンツになり得る、という話。

ところで、わたしの勤務先はリモートワークをどんどん推進しているのだが、ウェブ会議や電話会議は近年かなり進んでいる。このまま行くと、本当に数年後には、出社しなくても良い世界が一部のIT企業以外でも実現するのではないかと思う。わたしは外資系のコンサルティングファームで働いているので、この手の「働き方改革」の恩恵は早めに受けられるだろうと思っている。

そんな問題意識で読んでみたのだが、まあ本書は田舎を「移住先」ではなく「観光地」として捉えているわけで、わたしのニーズとはちょっと違ったかな。でも面白かった。