倉貫義人『「納品」をなくせばうまくいく』

「納品」をなくせばうまくいく

「納品」をなくせばうまくいく

「納品のない受託開発」というビジネスモデルを推進しているIT企業がある。ソニックガーデンという会社である。

ソフトウェアを「購入する/所有する」するという考え方から「利用する」という考え方に、顧客の考え方を変えてもらう。そして完成品の納品ではなく、最新版を持続的に提供するという形になる。

要するに典型的なアジャイル開発モデルということに尽きるのだが、ここまで徹底している企業は少ないと思う。

以前、設計の本を何冊か読んだことがあり、どれも「なるほど」と思ったのだが、やはり究極的にはアジャイルにやれることを増やす方が、IT業界全体としてハッピーな気がする。

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