インキュベ日記

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西成活裕+郷和貴『東大の先生!文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!』

東大の先生! 文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!

東大の先生! 文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!

  • 作者:西成活裕
  • 出版社/メーカー: かんき出版
  • 発売日: 2019/01/25
  • メディア: Kindle版
友人にプレゼントされた本。1年ぐらい前に貰ったのだがしばらく積ん読していた。

内容としては、中学数学を「数・式」「グラフ」「図形」の3つに分けて、数・式は二次方程式、グラフは二次関数、幾何はピタゴラスの定理と円周角と相似とゴールを決めて、そのゴールに向けて最短距離で解説をするという構成。最短距離なので延々と類似問題を解いたり例外を学んだりしないのと、対話形式なので、非常に取っつきやすい。あと、中学数学を3つに分類するというアプローチは大学数学の入口にもなっている。数・式が代数、グラフが解析、図形が幾何だから。

なお、解析の中学でのゴールは二次関数だが、高校でのゴールは微分・積分ということで、特別講義として微分と積分のイメージを掴んでもらうという特別講義も収録されている。わたしとしては、中学数学の解説は元々ほぼ理解できているので「ふーん」という感じだったが、微分と積分の解説は目からウロコだった。イメージだけではあるものの、かなりわかりやすい。これだけでも本書を読む価値があると思った。