丘浅次郎『生物学より見たる教育』

丘浅次郎は明治元年生まれの動物学者で、教育者でもあるそうだ。

日本の大衆向けに初めて進化論の解説書を書いたり、生物学の教科書を書いたりした人とのことだが、この辺は全て「あとづけ」の知識で、何となくぼんやり覚えていたのは、この人は日本人として初めてのエスペランティストなのである。日本エスペラント協会(現在の日本エスペラント学会の前身)を設立したとのことで、こちらの知識が何となくあったので、本書を手に取った次第。

しかし難しいな。内容もそうだし、文体も。専門家向けかも。