個人的には「ツボの位置にこだわりすぎないこと」というアドバイスが短いながら良かった。
通常、ツボの本などを読むと、正しい位置を押さないと云々、だから本の内容を読んで云々、と書かれているわけだが、人によって指の太さも違えば手足の長さも違うわけで、そんなに簡単に「正確に!」と言ってもわかんないんだよなあと思っていた。だからわたしは鍼灸のように「点」で施術するのではなく「面」で施術するカッピングに一時期興味があったりしたわけだが、本書では「ツボ周辺」や「あまりツボの位置にとらわれずに、痛気持ちいいというところ」を刺激すれば良いと説いている。