押井守『押井守が語る映画で学ぶ現代史』

『押井守の映画50年50本』を読んで、よくもまあここまでペラペラ・スラスラと作家論だの映画論だの映画を通じた社会論だのが出てくるなあと感心して、より評判が良い本書を読んでみた次第。

『押井守の映画50年50本』は50本も語っているのに比べてこちらは数が少ないから、より濃密というか一本あたりの語りが長いのだが、わたしは正直、『押井守の映画50年50本』の方が良かったかな。ピンと来ない。