新書サイズでよくまとまっているとは思う。
ただ本当に「入門書」というか、よく聞く一般的な概念や用語が並んでおり、あまり新しい示唆は得られなかったかも。
あと代表的なビジネスモデルを10個挙げており一瞬そこは気になったのだが、改めて見返すと「なぜこの10個なの?」という疑問が強い。ビジネスモデルの教科書―経営戦略を見る目と考える力を養うという本から持ってきたそうだが、それなら直接『ビジネスモデルの教科書』を読んだ方が良いかもしれない。
- 地域ドミナントモデル
- クリームスキミングモデル
- 顧客ライフサイクルマネジメントモデル
- 顧客の購買代理モデル
- プラットフォームモデル
- アンバンドリングモデル
- ブルーオーシャンモデル
- レーザーブレードモデル
- フリーモデル
- 機能外販モデル
値段も安いので、この手の本を全く読んだことのない方には良いように思う。