中野瑞樹『中野瑞樹のフルーツおいしい手帳』

元々は東大工学部の教員だったそうだが、フルーツ研究家として独立。フルーツは甘いから食べ過ぎたら良くない云々という話がどこまで本当かを調べるため、自分自身を実験体として、2009年からほぼ100%果実だけの食実験(水やお茶も摂らない、完全植物食)を継続しておられる方である。個人的にはかなり凄い方で、いつ本になるのかなーと思っていたのだが、ついに書籍化した。

ただし著者自身の食実験を細かく掘り下げた本ではなく、一般の人間がフルーツをおいしく安全にコスパよく食べるための知識を身につけるための本である。概論のあとはフルーツごとの細かな解説となるが、なかなか面白い。しかしバナナとスイカは何となく高コスパだと思っていたが、可食部で分析しても実際コスパが高いんだなと。でもバナナは好きだけどスイカはそこまで好きじゃないんだよな。