『ワールズエンドクラブ』@Switch

ダンガンロンパシリーズを手掛けたクリエイター(小高和剛)と、infinityシリーズや極限脱出シリーズ(9人9時間9の扉など)を手掛けたクリエイター(打越鋼太郎)がタッグを組んだ作品。

さて、肝心のゲーム内容だが、これをネタバレなしに説明するのは非常に難しい。

修学旅行か何かで旅行していたガンバレ組の12人のメンバーたちは、計画中止でオープンできずに放置された海底遊園地「World's End Land」の内部で腕輪がついた状態で目覚める。そしていきなり、旅行中のバスで見ていたピエロピというキャラが現れ「コロシアイをしてもらいまーす!」と、デスゲームの開幕を宣言する。腕輪に書かれたノルマを達成した勝者1人だけが地上に脱出できるという設定だ。そんな中、強制的にデスゲームに巻き込まれる――プロローグはこうだ。

けど、今度は急に「デスゲームは中止しまぁす!」と宣言され、人がひとりもおらず、荒廃した地上に放り出される。

ここは現実なのか虚構なのか、今はいつなのか。ガンバレ組の12人はひとまず自宅に向けて移動を始める――と、こういう展開。

一応ここまではWikipediaやティザームービーなどでわかるので大きなネタバレではないけど、正直、オープニングの段階で振れ幅が大きすぎて、若干ユーザーは置いてけぼりという気もする。デスゲームとか必要だったのか? みたいなね。


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肝心のゲームも、アクション内容はファミコンレベルなので、これをアクションゲームとして評価するのは厳しいだろう。謎解きに付き合うという意味ではアドベンチャーゲームというジャンルになるが、プレイヤーはファミコンレベルのアクションをやるだけで、別に謎解きをするわけではない。

どう評価したら良いんだろうなあ。

正直、小高和剛や打越鋼太郎のファン以外だと、あっさりクソゲー認定するような気がする。