「勝手に通電しちゃうロボット」によるパズルゲーム。
正確には「勝手にアタマが通電しちゃうロボット」なんだが、要するに、自分のカラダ(正確にはアタマ)が触れているところが通電するのだが、通電すると動く仕掛けや、通電すると出てくるブロックがあって、それらの仕掛けを利用してステージをクリアしていくというパズルゲームである。
……わかりづらいか。
まあ百聞は一見に如かず。
開発期間5年だそうだが、これを独りで作り切ったクリエイターの方は凄い。
「通電」という極めてシンプルなギミックだが、それだけにとことん考えられており、パズルの難易度もわたしには高かった。これを攻略サイトなしにクリアできる人は凄いと思う。わたしは一応クリアしたが、10箇所以上はサイトを見てしまった。何時間やってもわかんないんだもの。シンプルだけに、閃いたときは脳汁がドバッと出るが、閃かないときは何時間やっても無理――そういうパズルである。
わたしは好きだが、若干人を選ぶような気はする。けど開発期間5年と聞くと、これはもう買ってあげたい。