売野機子『ありす、宇宙までも』1巻

なんか情報量が多い。

  • 主人公(女)はバイリンガルならぬセミリンガル。第一言語と第二言語のどちらも未発達で、深く考えたり自分の気持ちをピッタリな言葉で表現したりすることができなかったり。美人なので頭が悪くても「天然でカワイイ」となっているが、本人的には悩んでたり。んでもって、両親はいなくて祖母と暮らして。
  • 主人公(男)は頭は良いが性格が悪いってんで友達がおらず、でも本人は大して苦とも思っておらず、私立中学へ。
  • で、ひょんなことから、少年は少女の勉強を見てあげることに。
  • さらに、少女は宇宙飛行士になりたいと。

あーこれ以上は読んでもらったほうが良いかな。

売野機子はアンニュイでレトロな画風の雰囲気漫画という感じだったが、本作にはその印象はない。攻めてきたな。