絹田村子『数字であそぼ。』12巻

「記憶力がめちゃくちゃ良い」という意味で「頭がめちゃくちゃ良い」主人公が、京大(正確には京大がモデルの大学)の数学科に入学してしまったことで、全く抗議についていけず落ちぶれるが、数学の得意な変人仲間と知り合って数学沼に嫌々ながらズブズブに入り込んでついには大学院に――という展開。本質的に好きになれないし自分には難しすぎることに取り組む辛さ、いやほんと、語彙力に乏しくて申し訳ないが「辛い」んだよなぁ。

だからこそこの漫画が面白いって話でもあるが。