青木潤太朗+森山慎『鍋に弾丸を受けながら』5巻

原作者・青木潤太朗(ジュンターロ)によるグルメ漫画なのだが、原作者は二次元の過剰摂取で脳が壊れて登場人物が(自分を含めて)全員美少女に見えるという謎設定。本当はおっさんだったり爺さんだったりするケースが大半なんだろうな〜とか思うと、年齢や外見って何なんだろうとホンキで考えさせられる。あと危険なところほど常識外れに旨い食べ物があるという哲学に則り、アマゾンの奥地やらスラム街やらに飛び込んで旨いものを食っており、これがもう辺見庸『もの食う人びと』ばりにジャーナリスティックでもある。

マジで傑作だわ。