めいびい『かつて神だった獣たちへ』1巻

かつて神だった獣たちへ(1) (講談社コミックス)

かつて神だった獣たちへ(1) (講談社コミックス)

戦争を終わらせるために、異形の怪物になる道を選んだ者たちがいる。彼らはかつて「神」と畏怖されたのだが、戦争が終わった今となっては単に「獣」と呼ばれ、忌み嫌われ、蔑まれている……という何とも言えない世界観。
なお蔑まれようが今でも強いため、暴れたり犯罪を犯したりすると厄介で、かつヒトとしての心をだんだん失っていく傾向にあるらしく、社会問題化している。主人公は、怪物たちの部隊の元隊長で、ヒトとしての心を失い問題を起こした元部下を捕まえたり殺したりする……という何とも言えない設定。
面白いんだけど、なかなか重いな。