川田『日ノ丸相撲』1〜2巻

火ノ丸相撲 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

火ノ丸相撲 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

火ノ丸相撲 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)

火ノ丸相撲 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)

小学生の頃は「国宝」だと言われるほどの実力者だった主人公は、中学時代は身長が全く伸びず表舞台から姿を消すことに。しかし主人公はその間もしっかりと稽古を付けてきており、身長は止まったままだが高校では再び学生相撲界に殴り込みをかける……的なアウトライン。

小兵が巨漢力士を倒すというのは、口で言うのは簡単なのだが、実際はかなり難しい。他の多くの格闘技やスポーツでは体重別に試合を行うことが一般的である。ましてや相撲という競技はせいぜい直径5メートル足らずの輪の中で戦わなければならず、足裏以外が地面についても負けになる。どうやっても巨漢に有利だ。そういうハンデを乗り越えて主人公は無差別級の相撲の戦いに身を投じる……とまあそういう話。

展開が読め過ぎるのであまり関心が湧かなかったが、Kindleの「期間限定 無料お試し版」を読んでみたところ、予想以上にアツくなった。これは面白い!