南勝久『ザ・ファブル』10巻

ザ・ファブル(10) (ヤングマガジンコミックス)

ザ・ファブル(10) (ヤングマガジンコミックス)

伝説の殺し屋が大阪に「一般人として潜伏する」という、かなりひねりの利いた日常系漫画。主人公は至って真面目なのだが、これまで殺し屋稼業しかやったことがないこともあって、主人公の言動はどこかズレている。そのことで微妙な含み笑いが読者に生まれるのと、作品世界ではやはり微妙なトラブルに巻き込まれていく……というアウトライン。まあ「一般人として潜伏する」と言っても、潜伏先はヤクザの所有する家だから、そういう不穏な物事を引きつけてしまう、というのは実際あるだろうなあ。