大今良時『不滅のあなたへ』4巻

不滅のあなたへ(4) (週刊少年マガジンコミックス)

不滅のあなたへ(4) (週刊少年マガジンコミックス)

主人公は、生き物ではない。情報を収集して様々な対象に姿を変える「球」なのだが、大事な人達と共に時間を過ごした結果、人間の姿になり、人間のように言葉を話し、人間のような感情も持った。しかし人間ではない。そして突然の別れと旅立ち。

1〜3巻の感想でも書いたが、作者は果たして、読者をどこに連れて行こうとしているのだろうか? 物語の全体像はイマイチよくわからないのだが、読んでいてとにかく心が揺さぶられる。