- 作者: 山田胡瓜
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2017/11/08
- メディア: Kindle版
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本作においては、人間、人間と同じような心と権利を有して生きているヒューマノイド、人間やヒューマノイドに仕えるロボット、ヒューマノイドやロボットを生み出した超高度AI、という4つの知的存在がいる、という前提で、一話完結式の物語が大量生産されてい……たのだが、これにて完結。週刊連載でSFの1話完結をするのは無理があるというか勿体ないと思っていたのだが、最後まで(ほぼ)1話完結で突っ走った。心からリスペクトしたい。
今度は月刊誌に移籍して、『AIの遺電子 RED QUEEN』という長編を書いているらしい。わたしは1話完結での週刊連載という挑戦に深く敬意を払う者だが、品質という意味では、絶対RED QUEENはさらに上がると思う。大傑作になるんじゃないか? 1巻が出るのが早くも待ちきれん……!
余談
厳密には余談というわけでもないかな。『AIの遺電子 RED QUEEN』の第1話が秋田書店のWebで無料公開されているので、リンクを貼っておく。1話完結の頃とはまた作風を変えてきたな。ストーリーや世界観が複雑だ。