インキュベ日記

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藤本タツキ『チェンソーマン』6巻

チェンソーマン 6 (ジャンプコミックスDIGITAL)

チェンソーマン 6 (ジャンプコミックスDIGITAL)

色々な点で、ジャンプらしからぬ漫画。

第一に、引き伸ばしがない。超スピーディー。あれっコイツは主役級でしょみたいなのが雑魚キャラのように死ぬ。

第二に、絵柄が粗い。わたし的には大変好みだが、小中学生男子と腐女子がジャンプのメイン顧客層だとすると、マーケ的にはもう少し洗練された方が良いはずだが。

第三に、ややグロい表現もある。

第四に、6巻でも顕著だが、何とも言えないアイロニーがある。腐女子はともかく小中学生男子がなかなか理解できない感情かもしれないが、ここに攻めている。

いやもう最高。

最初に「ジャンプらしからぬ」と書いたが、定期的にこうした作品を世に生み出し、また許容するところは、ジャンプらしい奥深さと言えるかも。