皆川亮二『海王ダンテ』1〜9巻

皆川亮二の大航海ロマン巨編って感じ。

巨大な図鑑よりも更に2回りぐらいデカい不思議な「本」が主役。主人公は、この世のあらゆる理を示した謎の本「要素エレメント」を、主人公の幼馴染(仲は悪い)は思い描くどんな物でも設計できる謎の本「構成ビルド」を、幼馴染の兄(幼馴染と仲が悪い)はあらゆる病や傷を癒し死者さえも復活させる謎の本「生命ライフ」を持ち、18世紀を舞台に世界中を冒険している。

本作のゴールは何なのかと問われたら正直よくわからないのだが、まあ面白いしスカッとするからとりあえずもう少し読み続けるかなって感じ。

まあスカッとするという意味では、皆川亮二は既に『ADAMAS』という傑作を生み出しているんだけどね。下を読んでもらえば、それがわかると思う。

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