- 作者:吉田秋生
- 発売日: 2020/10/09
- メディア: Kindle版
吉田秋生の大傑作『海街diary』と世界観や一部の登場人物を共有しており、和樹は海街diaryでも出てきていたが、時間軸としてはそれから10年ぐらい後の話だ。
海街diaryと本作に共通する要素として、いずれも親が必ずしも成熟した存在ではなく、保護者として十分に機能していない。しかし、それでも人生というのは与えられた条件の中で生きていくしか無いわけで、事実いずれの作品でも登場人物は周囲の人々と絆を深め、健気に頑張っている。
染みるなあ、この作品。
今のところヒロインがこの物語にどう関わるのかよくわからないところがあるけれど、とにかく続きが楽しみ。