芝村裕吏+キムラダイスケ『マージナル・オペレーション』14巻

芝村裕吏の同名の原作小説のコミカライズなのだが、本巻で完結。

原作小説は未読だが、原作は全5巻であり、5巻のAmazonの説明を見ると「ミャンマー」という説明書きがあった。おそらく原作を描き切ったのだろう。コミカライズ担当のキムラダイスケには「丁寧なコミカライズありがとう!」と言いたい。

ただ、ストーリー全体としては正直なところ「第一部 完」的な感じがある。少年兵たちは戦争と暴力から解放されていないからだ。よくよく調べると、原作小説はこの後続編として『マージナル・オペレーション改』が始まっており、こっちも既に10巻出ている。こっちもコミカライズすると後20年かかりそうだから、多分それはやらないんだろうな。