眉月じゅん『九龍ジェネリックロマンス』4巻

どんどん作品の雰囲気が変わってきて、SFチックというかミステリチックというか、とにかく先が読めない感じ。

凄く面白い。

こうなると、作者の前作『恋は雨上がりのように』をちゃんと読もうか迷ってくる。これは45歳のファミレス店長に17歳の女子高生が本気で恋をするという作品である。テレビドラマ化や映画化もされた人気作だし、下衆な話ではないというのも見聞きして知っているのだが、どうしても気持ち悪さというか何というかが先に立って、人気が更に爆発するなと1巻を読んだときから確信していたが、2巻で挫折しているんだよな。